先週末に為替のレートチェックが実施
されていたみたいで、ドル円が円高方向に
ふれました。円高方向とは言っても、まだ
150円は超えているので、5年前からすれば、
信じられないぐらい円安ですけどね。
レートチェックというのは、中央銀行
(日本銀行)が金融機関に通貨の取引水準
をどれぐらいにしているか確認する作業
ですが、単なる作業ではなくて、
為替介入する用意があるという牽制に
なります。つまり「一方的な通貨の売買は、
国として放っておかない」という市場
参加者へのメッセージです。
為替介入は国単位で実施するものですが、
ときどき他国と同時にオペレーションを
することもあります(協調介入)。
で、今回は、米国と連携したレートチェック
だったようです。
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高市政権になってからの半年ぐらいで
円安、債券安が続いていましたが、
衆院解散が決まると株価まで下落して
しまい、米国債の価格にまで影響が
でました。グリーンランド問題で信頼が
揺らいでいたところに、日本市場の影響
を受けたので、米国側も
「これは、ヤバい」
と思ったのでしょう。
いまどきは多くの国が財政問題を
抱えていますから、日本の国債市場が
崩れたりしたら、無傷ではいられません。
少しまえに片山財務相が米国の財務長官
であるベッセントさんと会談していま
したが、そのときに連携する話をして
いたんじゃないかと思います。
加熱する円安を落ち着かせることで、
市場に一定の安心感を与え、長期金利の
上昇を抑制したのでしょう。
いまは数字の上で2010年代のアベノ
ミクスより、緩和的になっていたりするし、
高市さんの言う積極財政は、当面の株価は
上昇するかも知れないですが、かなり
危険な行為ではないかとボクは見ています。




