今年は5年ごとに実施される国勢調査が
あって、学生のみなさんも、9月の終わり
から10月のはじめにかけて回答を求め
られたと思います。入力期限の10月8日で
集計したところ、回答率は45.4%だという
ことなので、もしまだ答えていない人が
いたら、協力してあげてください。
10月27日までOKです。
国勢調査は単なるセレモニーではなくて、
地域の福祉なんかを計画する上で根拠資料
になるので、医療に携わるみなさんなら、
どれだけ重要かは、わかりますよね。
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いまどきはネットで回答できるので、
便利ですけど、明確に世帯ごとのデータ
を集めないとアカンので、基本的に
回答用の登録コードは、個別訪問で配付
されていたみたいです。ボクは留守にして
いたこともあって、訪問担当のかたに
何度も足を運ばせてしまったけれど、
外で草とりをしているときに声をかけて、
書類を受けとることができました。
暑いなか本当に、ごめんなさいです。
ボクは宿舎の先生に、国勢調査の人が
回っていることを聞いていたから、
こちから声をかけることができたけど、
事情を知らなければ、何かの勧誘だと
思っていたかもしれないです。
国勢調査を騙る不審な訪問者だとか
メールもあるらしいので、本当に困った
ものです。メールに記載されたリンク
から入力を促されるようですが、
そこで入力した電話番号が別の詐欺で
使われる・・・とニュースで言って
いました。
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国勢調査と言えば・・・、
国交省も5年に1回の「河川水辺の調査」
を実施しています。これは全国の河川で
生物の生態を調べるもので、堤防やダム
などをつくる工事の計画に反映させる
目的があります。
河川水辺の国勢調査は、河川では、
「魚類調査」「底生動物調査」「植物調査」
「鳥類調査」「両生類・爬虫類・哺乳類調査」
「陸上昆虫類等調査」の 6項目の生物調査と、
植生図と瀬・淵や水際部の状況等、河川
構造物を調査する「河川環境基図作成調査」、
河川空間の利用者数などを調査する「河川
空間利用実態調査」の計8項目の調査が
行われています。ダム湖では、生物6項目の
生物に加えて「動植物プランクトン調査」
を実施し、「ダム湖環境基図作成調査」
「ダム湖利用実態調査」と合わせて計9項目
の調査が行われています。
(河川環境データベース, 国交省による)
いまどきは水に含まれる組織片から
DNAを抽出して、生息する生物の情報を
把握する方法(環境DNA)があるので、
そちらも導入されるみたいです。