2020-08-12

それがメッセージ

首相の平和式典での挨拶文(スピーチ
だけど)が広島と長崎でコピペに近かった
という話は、昨年にネットで流れていた
わけですが、今年もほとんどコピペだった
そうで、テレビ放送から書き起こしてみたら
1134文字中、1049文字も同じだった
(92.5%)という数字を出してくれている
人までいました。

首相に原爆で亡くなったかたに対する
追悼の意があるかどうかは別としますが、
少なくとも市民に対するメッセージという
面では、首相というより、政府として、
あまりこだわりが無いのかも知れません。

いえ、べつに首相に同情するわけではない
ですけれど、ホントに毎回のスピーチで
オリジナルを話すのは、難しいことだと思う
のです。てか、ふつう無理です。

だけど、たぶん専門のスピーチライターが
いるはずなので、その人たちが大変なのか、
何か意図があってその人たちに頼まないのかは
知りませんが、結果として2つは用意しな
かったということになります。

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数日前にあった首相の会見では、事前に
受けていた記者からの質問と、それに対する
回答がシナリオになっている写真がネットで
話題になっていました。

カンペが見えている、と揶揄する人もいる
けれど、ボクはある種のメッセージでは
ないかと思います。つまり、

「これ以外は、答えるつもりが無い」

という表明なのではないかな。

2020-08-11

どこに抗議すれば?

 周庭さんが逮捕されてしまいました。
たしかご本人は、7月末に手を引くと表明
していたと思うし、8月からは表には
出てきていないので、かなり強引な印象を
受けます。彼女は過激派ではないと思うので、
ボクは逮捕には反対ですし、すぐにでも
釈放すべきだと考えていますが、日本に住む
一般の人が「誰に」「どうやって」抗議
すればよいのか、よくわからないのですよ。

誰かパイプを持つ人が、意見をまとめて、
伝えてくれないかな・・・。

ハッシュタグもよいけど、それがどれだけ
インパクトを持っているのかを考えると、
かなり非力な感じがします。
それがきっかけで中国の中でデモが起きたり
すれば別だけど。

あくまで個人的なイメージですが、
周庭さんの逮捕は、本国にとって政治的な
脅威を排除するというよりは、

「本国に刃向かうと、女性でも容赦はしないぞ」

という香港の市民、もしくは台湾の市民に
向けたメッセージに思えてならないです。

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いつだったか忘れてしまったけれど、
新聞のオピニオン欄で、今後の香港が
どうなるのかという意見がいくつか掲載
されていました。

魅力がなくなると考える人もいたし、
シンガポールに比べると市場の規模が
大きいので、これからも金融の重要拠点
となることに変わりはないと考える人も
いました。

いずれ、現在の住人は、本国からの人に
入れ替わるという意見もありましたが、
それが必然性なら、自然にそうなるのを
待つべきだと思いますけどね。。

2020-08-10

客観基準

 ときどき感染対策チームから、文書を

学内向けウェブに掲載してほしいという

注文が入ります。県内の新規感染者数が

増えていることもあって、このところ2回

ほど差替えが続いていますが、学内でしか

参照できないサイトなので、実質的には

教職員向けに示したい内容なのかな・・・

という感じも。


県からも指針が出たりするわけで、各署と

矛盾しないような内容にするために、

苦心しているのではないかと思ったりも

します。先日、政府の分科会からも感染

状況について、ステージ1から4の指標が

示されたところですが、その後で


「指標をもって機械的に判断するのではなく、

総合的に判断する」


なんて言っていたりします。それを

言っちゃうと、最終的には、かなり曖昧な

イメージもあるのですが、そう思うのは

ボクだけでしょうか。。

そもそも基準って、共有するためのもので

あって、客観性が前提になりますからね。


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組織が対策を打つときに指標は大切だと

思うのですが、段階的に考えたほうが

よいと思っています。


(1) 現状を判定する基準

(2) 現状に応じた組織の行動指針

(3) 行動指針に沿った事業継続計画


看護では「対象論」「目的論」「方法論」

なんて言葉が使われたりしますが、

それに近いような気がします。


2020-08-09

イネ科

 土曜日の午前中は、ネットワークの切り替え

作業があって、パソコンが使えなかったし、

宿舎の法面は草が生い茂っていたので、

かなり久しぶりにチップソーをかけました。

あ、チップソーというのは、回転ノコギリの

ような草とり刃のことで、ボクが使って

いるのは、電池で動かすタイプの機材です。


電池は3つ持っていて、取り替えながら

全部使っても、面積的に草をとりきれない

ですが、2つめぐらいでやめておかないと、

いまの時期は熱中症になるので、今回は

路肩から50センチの草をとるのがやっとです。


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法面に生えている草の多くは、葉っぱの

広い種類ではなく、チガヤのような幅の狭い

葉をもつイネ科の草です。


植物って、葉っぱの先っぽが成長する

ようなイメージがあったのですが、どうも

イネ科の場合は、生長点(こっちの字を

使う)が地面のところにあるらしくて、

ヤギみたいな動物が葉っぱの部分を食べても

そこから再生するような仕組みをとって

います。なので、生長点より下をカット

しなければ、また時間が経つと伸びてくる

ことになります。


イネもそうですよね。取り入れが

終わっても、いつの間にかまた伸びて、

実(コメ)がついたりしますからね。


あと特徴としては、最初は1本の茎だった

のに、放っておくと複数になっていたり

します。お米の苗もそうですよね。

そういうのを「ぶんげつ」と言います。


2020-08-08

ラボの空気

 思い切ってエリアをしぼった緊急事態を

出したらよいと思っているのだけれど、


「その状況にない」


って、首相は言っていますよね。

少しまえは、あちこちで


「外出制限すると経済が回らないから」


という声が聞かれたように思うけれど、

もうそれはある種の前提条件になっていて

行動制限を呼びかけないというのは、

高齢者に対するメッセージのような気がする

ぐらいなのですが、そう聞こえるのは

ボクだけでしょうか。。


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会見で「年内にワクチンを提供できる」

と言っていた人がいたような気もするけど、

さすがにいまの状況では無理のような

気もします。


少しまえにネットの記事に、ある私的な

ラボで自前のワクチンを仲間うちで投与して

いるという話が載っていました。

(MIT Technology Review, 2020-08-05)


遺伝学の有名な教授を中心とする研究

グループのメンバー(コロナとは別の研究)

だそうですが、志願者に、自分で調合した

承認を受けていないワクチンを経鼻で

吹きかけているのだそうです。かなり安全な

ワクチンだし、何よりCovid-19は危険だから

とコメントしているようですが、それって

いろいろどうなんだろ・・・。


自分のラボでワクチンができたとして、

みなさんは手をあげますか?

2020-08-07

卒研なら

 イソジンが店頭から消えたなんて聞くと、

そりゃトイレットペーパーもマスクも

消えるのは無理もない・・・という感じが

します。トイレットペーパーのときは、

もっと現実的な話なのかな、と思いなおして

いましたが、それも何だかちょっと

いまとなっては、揺らいでいます。


PCRのまえにイソジンでウイルス除去したら、

誤判定が発生して、偽陰性になるのでは?

という話は自然に出てきそうな感じは

するのですが、テレビ局は、会見をまんま

流していましね。。。


ライブなら、しかたないけれど。


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それはそれとして・・・。


では卒研で、そういう実験がしたいと

学生さんが相談に来たら、どう対応するか

というのを考えてみます。


ボクなら、・・・・まず褒めます。

(これ大事です)


次に、実験条件の提案をします。

イソジンでうがいをするなら、うがいを

しない条件だけでなく、水でうがいをする

条件を加えてみるのはどうでしょう?


で、どれかが減って、めでたし、めでたし。


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次に、学会の査読で回ってきたとします。

(こんなテーマは来ないけど)

ボクならどこを中心に指摘するかというと、

うがいの効果でしょうねぇ。


もし治療とか予防が目的だとしたら、

イソジンうがい群の罹患割合、軽症割合、

回復の成績が、他の条件に比べてよいのか

どうかです。うがいによって一時的に検出

ウイルスの数が減るかどうかは、もしか

すると重要でなくなるかも知れません。


2020-08-06

るろうに健診。

木曜は、人間ドックに行っていました。
場所はシーガイアの近くにある市民の森
病院の健診センターです。
7-8年まえにも行ったことがあったので、
場所も手順も、ぼんやりは憶えていたし、
前回失敗した検査のオプションがその場では
選べないことなども知ってはいました。

例年、人間ドックは、4月の始めに予約を
入れることになっていますが、今年は
その時点で感染症の拡がりがどうなるのか、
予想がつかなかったので、個人的には
無理なのかも知れないと思っていましたが、
事務局で「では、申込みだけしておきま
しょうよ」と言われて、やや半信半疑?で
申込みをしたのでした。

状況に流されてはいるものの、結果的には
受けることができたので感謝です。

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いまは県内でも連日、新規の感染者が
報告されているので、人が集まったり、
媒介的に接触する機会のある「健診」は
心配もあって、さすがに悩ましかった
のですが、いざ現場に行ってみると、
現場で働いている人たちは、もっと心配
だろうな・・・と思い直したのでした。

採血も、エコーも、心電図も、じかに
身体に振れるわけですからね。

現場の人がそうだから、多少のリスクは
許容すべきだという話ではなくて、
その状況でも、粛々と感染対策をして、
きっちりサービスを提供する姿に本当に
頭がさがる思いがしました。

拍手。