2024-11-20

くらうど。

雲は空に浮かんでいるので、小さな
水滴とか氷の粒によってできていると
言われると、ちょっと不思議な感じも
しますが、微細な水の粒が関係して
いるわけです。(べつの惑星だと、
また違ったりしますけどね)

で、その粒ですが、空気中の水分が
微細な氷の粒になるには、核となる
ような細かい塵が必要です。
ときどき飛行機がつくる雲(飛行機雲)
を見かけますが、あれってジェット
エンジンの排気に含まれる微細な塵に
周囲の水分がくっついて、雲に
なっています。

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氷が多く含まれると、雲としては
薄くなってしまうようで、雲が薄いと
太陽光を通しやすくなると考えら
れています。

ただ、雲の中では氷点下になっても、
核となる粒子が存在しなければ、凍る
ことができないので、氷が多い雲に
なるかどうかは、大気中の塵の量が関係
すると言われています。

11月18日の朝日新聞(夕刊)に載って
いたのですが、極地研のチームが
2019年にノルウェーに行って上空の
微粒子(エアロゾル)濃度を1年間追跡
してみたところ、春先から夏にかけて
劇的に増加していたらしいです。
顕微鏡で見ると、カビの胞子や鉱物の
かけらが検出されたそうですが、
粒子が増えると氷の粒ができやすく、
雲を薄くする可能性があると言うのです。

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上空のエアロゾル量が増える原因と
しては、雪解けなんかで、地表の粒子が
放出されたとも考えられるわけですが、
そうだとすると、温暖化が進んで雪や氷
が減ると、よけいにエアロゾルは舞う
ことになります。

同じ極地研が2021年に出した報告によると、
北極大気中のエアロゾル量は、中緯度で
起きた森林火災の規模に支配されて
いるようです。

温暖化が進んでも、地表の水分が蒸発
して雲をつくり、太陽光をブロックする
という単純な話ではなさそうです。

2024-11-19

メンター


月曜にキャリア支援のミーティングが
あって、国家試験の模試に関わっている
先生から、10月の模試についての
報告がありました。つい、アレです。

「うちの子たち、大丈夫だったんかな」

と、卒研で担当している学生さんのこと
を考えてしまいます。(汗)

少子化のなか、看護系大学であっても
志願者を獲得することが課題になって
いるわけですが、国家試験の合格率とか
就職率というのは、イメージ戦略に
大きく関わってきます。
なので、模試だとか、就職の模擬面接
なんかの「手厚い支援」が、学生募集の
セールスポイントになったりする
わけです。

学会で、私立の大学にいる先生が、
「うちの大学は国家試験が心配される
ような学生さんには、それぞれ勉強を
支援する担当の教員が配置されているよ」
と言っていました。

国試メンターと呼ばれているそうです。

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メンターというのは、ビジネスの現場で
使われる言葉のようで、知識や経験が
少ない若手従業員をサポートする先輩
従業員のことをさすみたいです。
支援者とか助言者みたいな感じの人です。
ギリシャ神話(オデッセイア)に登場する
老賢人メントールが語源だそうです。

ハッカとするメンソールとは別です。

2024-11-18

選挙戦のカタチ。


わずか5分でカクウチだったみたいで、
いまだに信じられない思いです。
投票率も前回より高かったようで、
選挙に行かない人たちが投票すると
よけいにアカンやつが勝つという
構図になっています。

それでも、結果は結果ですから
「県民の皆さん、自己責任でご安全に」
としか言いようがありませんけど、
こういう形(SNSの怪しい情報)で
今後の投票行動が左右されるとなると、
なかなか前途多難です。

子どもにSNSは早いとか言うまえに、
大人のほうこそSNSの使い方を反省した
ほうがよいのではないですかね。

「SNSで真実を知ることが、いかに難しいか」

がよくわかります。

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都知事選で石丸現象だと言われていた
ときは、まさかSNSによって人心が動かさ
れるなんて思いたくありませんでしたが、
その後の衆院選や、今回の知事選を見ると、
これがいまどきの価値判断なんだと
思わざるをえません。

自分の味覚より、SNSでオススメの料理を
食べる方が安心するようなものかも・・・。

国内もそうだけど、都合の悪い事実を
フェイクと言ってフタをして、イメージ
先行のSNSで票を稼ぐ手法は米国大統領選
でも目にしているわけで、この傾向は
国を問わず、いまの世代のスタンダードと
見た方がよいのかも知れません。

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あ、SNSを使って選挙で戦うのが悪いと
言っているわけではありません。
お金をかけて欺くことで票を集めたり、
権力を握って悪いことをするから
問題視しているだけで。

2024-11-17

トロッコ列車。

金曜の朝日新聞(社会面)に写真付きの
小さな記事が載っていました。
それがハッとさせられるような紅葉の
景色でして、新聞の写真なので、解像度
なんて求められるものではないですが、
それでも、あまりの鮮やかさに思わず
見入ってしまいました。

場所は黒部峡谷で、日本一深いV字谷に
かかった赤い橋梁に、トロッコ列車が
走っているという構図です。
青い空に紅葉の山々が映えて、静かで
ありながら、どこか華やかな秋の深まり
を感じさせる一枚です。

記事によると、峡谷のトロッコ列車は
人気なのだそうですが、いまは能登半島
地震のときの落石で、途中駅までの
折り返し運転になっているみたいです。

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いまどきは、選択肢Aでも選択肢Bでも
結果が険しく、幸せな解決が見込めない
ようなときに「トロッコ問題」なんて
言ったりします。

あのサンデル教授が学生に問うアレで、

「線路上を暴走するトロッコが5人の
作業員を轢きそうになっていて、
切り替えをすれば別の軌道に誘導でき
るが、そちらにも1人の作業員がいて、
あなたは切り替えをするか」

という問題です。

5人の命を優先するという功利論と、
目的のために他人の命を犠牲にすると
いう判断はしないという義務論を問う
意地の悪い問いです。

トロッコ列車の切り替えは、紅葉を
楽しむコースか、うまいものツアーに
するかを選ぶような悩みかたを
したいですよね。

2024-11-16

事実はSNSに?

兵庫の知事選が意外な動きをして
いるみたいです。

百条委員会で追求された前の知事が
怪しい応援団と一緒になって再び
立候補しているだけでなく、当選する
ような勢いがあるというのです。

マスコミの情報操作だとか、
前知事への憐憫とか、
通報者にも問題があったとか、

そんな理由で多くの支持を集めて
いるようですが、何を根拠にそんな
話になるのか、ボクには謎です。
百条委員会でも県職員が行った公益
通報への対応について、あれだけ
問題を指摘されてきたのに、

・・・ちゃんと見てました?

と言いたくなるぐらいです。

ネットの影響というのは思ったより
強いというか、わりと多くの人がSNS
だけで事実を把握した気になっている
ような気がしています。

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今回の選挙で異例なところはいくつか
あると思いますが、個人的にイン
パクトがあったのは、兵庫県の全29市
のうち、22の市長が対立候補の推薦を
表明したということです。

こんなの聞いたことないです。

市長がまとまって投票行動について
言及するということは無いことだし、
しかもいろいろ立場がありそうだけど
同じ候補を推すというのも異例な
ことだと思います。

それだけ公益的な意味での危機感が
あるのでしょうけど、もし逆だったら
それはそれでオソロシイですよね。

2024-11-13

だいこん


5日まえに蒔いた
花壇の大根です。

芽が出ました。
まだカイワレです。

2024-09-10

MEGAルンバ


集塵や水拭きをする
自走式のお掃除ロボット
だそうです。

現在、フロアの形を
学習中。