リポストされた jiji.com の記事に
「築地再開発、三井不連合に決定」という
見出しがついていて、
不連合???
と、一瞬思ったのですが、三井不動産を
中心とする企業連合に決まったという
話でした。五輪も終わったし、築地市場の
跡地がどうなるのか、あまり情報が出て
こないと思っていたら、その企業連合には
新聞社なんかも入っているようなので、
いろいろ事情があったのかもしれません。
・・・知らんけど。
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どうも、スタジアムをつくる構想がある
ようですが、巨人軍が結成100周年とか
言って、東京ドームからベースを移す
のでしょうか。イメージ図を見ると、
近くにはタワマンもいくつか建ちそうな
感じですが、都心とはいえ、まだそんな
景気のよい話があるとは・・・。
「築地は守る、豊洲を活かす」
という都知事が示した方針(2017年)は、
何を意味していたのでしょうね。
当時は市場の移転について、かなり
いろいろと騒がれたものの、市場機能は
豊洲に移転させられて、築地は更地になり、
今度はまったく別の姿に再開発すると
いう流れを見ていると、かつての築地に
あった文化を残すなんていう選択肢は
最初から無かったような気もします。
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かつての側近がカミングアウトしたこと
によって、さすがに次は出馬できない
ような気もしますが、仮にそうだとしても、
勝てる人をたてないと、もっとヤバい
人が出てくるかもよ。引退したはずの
あの人とか・・・。
あのTSMC(の台湾セミコンダクタ)の
工場が熊本に誘致されて、菊陽町の
土地が高騰しているというニュースは
しばしば耳にします。
半導体メーカーなので、きれいな
水が手に入ることが重要だったみたい
ですが、菊陽町は他にもいろいろと
条件がよかったのでしょう。
畑の真ん中に、大規模工場ができる
という話は聞いていましたが、
じつは耕作地として、かなり優良な
土地(耕作放棄地は1%ほど)だった
みたいで、そのことが4月15日の
朝日新聞に書いてありました。
記事では、自分の土地と、地主から
借りた土地で農業を営んでいる人の話
が紹介されていたのですが、その人が
年間10万円で借りていた土地は、
駐車場にすると、月額で100万円に
なるらしくて、地主から返してほしい
と言われたみたいです(「貸しはがし」
なんていう金融の言葉が使われて
いました)。ご自分の土地も、役場
からは「売ってほしい」とせがまれて
いるようで、手放す意向なのだとか・・・。
そりゃ、水がよくて広い平らな土地が
あったら、よい農地になりますよね。
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公的資金が入っているぶん、鼻息は
荒いようですが、かつてのエルピーダ
メモリだとか、ジャパンディスプレイの
ように、日本は再起をかけた事業で
失敗してきた過去があるだけに、
TSMCを招くことが成功につながるか
否かは微妙な感じもしています。
個人的には、そういう思いもあるので、
優れた農地と引き換えにしていると
いうことも、忘れてはいけない
ような気がしています。
平安時代の宮中を描くとして、ドラマ
として1年も続くのかな、と思ったりして
いたのですが、ゴメンナサイです。
あ、大河ドラマ「光る君へ」の話です。
ときどき、高校で古典の授業をするのは
無駄だという人がいますけどね、
ボクのように居眠りをしながら授業を
受けていたボンクラでも、
あ、あの話か・・・と思い出すことも
あるので、それなりに世界は広げて
くれる気もします。
今回登場した「香炉峰の雪」の逸話も
古典の授業で枕草子を扱ったときに説明
してもらったのを憶えています。
雪が降った日に中宮の定子が、不意に
清少納言に「香炉峰の雪はいかならん」
と謎かけ的なことを言います。
誰しもが白楽天の漢詩を思い浮かべる
わけですが、機転を利かせた清少納言は
御簾をあげて庭に積もった雪景色を
定子に見せるというひと幕です。
ドラマでは、そのあと家来たちと
雪の積もった庭に降りて雪山をつくる
シーンが出てきましたが、あれも
もしかしたら、雪山がいつまで解けずに
姿を残すかを予想した逸話にも関係
しているのかな・・・、と考えたりも
しましたが、それはそれでオモロイ
逸話なので、別の機会に描かれるかも
しれません。
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正直なところ、ボクは高校の古典の
先生をあまり好きではなかったけれど、
いま思うと、教えてもらったものは
活きているような気がしています。
春になって、トマト、キュウリ、
カボチャなどは、やや安くなって
いますが、ハクサイやブロッコリーは
一時より値段が上がっていて、
悩ましいです。
ブロッコリーは各地でつくられて
いるみたいですが、大きな産地として
知られているのは、北海道、愛知、
埼玉あたりだそうで、埼玉だと露地
栽培で年に2回の収穫となるそうです。
春モノ:冬に種蒔き4-5月に収穫
秋モノ:夏に種蒔き3月上旬に収穫
で、本当は春ものが、それなりに
あるはずですが、暖冬だったせいで、
秋モノの成長が早まってしまい、
品薄気味になっているらしいのです。
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国は2026年度からブロッコリーを
「指定野菜」に追加することになって
少し前にニュースになっていました。
馬鈴薯が追加された1974年以来、
約50年ぶりとなるそうです。
いまブロッコリーは「特定野菜」という
カテゴリに属しています。指定野菜も
特定野菜も安定供給をはかる必要がある
野菜として位置づけられています。
価格を低くおさえるのが目的ではなくて、
「指定」とか「特定」に選ばれると
価格が下がったときに、補助金で支援
する制度で、あくまで作り続けてもらう
ことがねらいです。
特定野菜:国、都道府県、出荷団体が
1/3ずつ支援
指定野菜:国が60%、都道府県、出荷
団体は20%ずつ支援
支援対象になるには、ある程度の作付
面積が必要だったりしますが、国や
都道府県が補助金を出すということは、
農家をつなぎとめる必要があるという
ことなのでしょう。
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ブロッコリーは2000年ぐらいから
出荷量が増え始め、この20数年で倍増
しています。レタスなんかも伸びて
いますが、2割程度なので、この伸びは
野菜全体のなかでも際立っています。
細長いタイプの
スイカは、切って
みると、赤い実
でした。
今期収穫できた
スイカは、これで
おしまい。