2025-04-02

ミャンマーの地震

3月28日にミャンマーで大きな地震が
発生しました。つい最近、国境にあると
いう詐欺グループの根城がニュースに
なっていたわけですが、軍政の話とか、
開発の話は、ときおり報道されても、
それ以外でミャンマーのニュースを
聞くことはあまりないような気がします。

●●●

あんなところで地震が起こるのかと
思って、地質屋の父に聞いたら、顕著な
断層が南北に走っていて、大きな地震が
発生するのは、不思議ではない場所
なのだそうです。今回破壊された断層は
かなりの広範囲だったので、それが
被害の大きさにも関係していると
言っていました。

ミャンマーで地震なんて、ボクは
聞いたおぼえがなかったのですが、
地震が起こりうる場所ではあるものの
震源地のあたりは、200年近く大規模な
地震は発生していなかったようで、
そのぶん地下のエネルギーが溜って
いたのかもしれません。
(3月29日の朝日新聞によれば、今回の
震源地より南では1912年、1930年に2回、
大きな地震が発生したようです)

●●●

驚いたのは、震源から1,000キロも
離れたタイで建設中のビルが倒壊した
ことです。だって1,000キロと言ったら、
東京と種子島ぐらい離れていますからね。
長周期振動とはいえ、断層とタイとの
間には山脈もあったりするので、
タイの地盤なんかにも関係していそう
な気がします。

壊れた断層のスケールにもよりますが、
何100キロも離れた場所で揺れの被害が
起こることはあって、東日本震災の
ときは、震源の三陸沖から700キロも
離れた大阪府の咲洲庁舎が大揺れした
ことがありました。

現地では被害がたくさん出ていると
聞きますが、1人でも多くの人が救わ
れることを願うばかりです。

2025-04-01

クジラを釣る

「海老で鯛を釣る」という言い回しが
あります。わずかな元手で、大きな利益を
得るという意味ですが、ボクはずっと
これを勘違いしていて、大きな利益を得る
には・・・と、逆の意味にとらえて
いました。(汗)

5,000万円の政治献金をすることで、
4,145億円の減税措置をしてもらえると
すれば、もはや「エビで鯛を釣る」と
いう表現でなくて「シラスでクジラ」と
なるみたいです。

・・・知らんけど。

●●●

「クジラを釣る」で思い出したけど、
ウーバーの配達員さんたちは、通常より
高額な配達報酬を額によって「マグロ
案件」とか「クジラ案件」と呼んだり
するそうです。

でね、自分たちで配達を受けずに
お店から商品が配達されないままに
なっていると、通常では考えられない
ような高額になることがあって
(バグ単価と呼ばれる)、年末年始の
時期には、飲食店の近くで配達員による
「クジラ待ち」の列ができたりした
そうです。ちょっとネットロアっぽい
話ですが、朝日新聞には配達員の
インタビューが載ったことがあったし、
別の記事も見たことがあります。

ウーバーのビジネスモデルが、お店と
自営配達員の仲立ちに入って、紹介料を
稼ぐ仕組みであることを考えると、
クジラ待ちは配達員のストライキみたい
な感じになりますね。なんでも配達
ライダーの間ではちょっとしたブームに
なっていたことがあって「マグロの釣り方」
とか「捕鯨大研究」という商材を販売
する人までいたのだとか。

ウーバーのアプリ内で配達の報酬が
変動制になっているとは知らなかった
のですが、配達員の需給バランスで
決まるのでしょうね。ただ、クジラ案件
とはいえ、シラスでクジラみたいな話
からすると、釣りあげているのは
ずっと小さな魚のような気がします。

2025-03-31

惜しまれる

3月31日に退職や異動になる人たちの
辞令交付式があって、対象になっている
人たちがみんなの前で挨拶をしました。
これまで新任のかたを紹介する全体
集会はありましたが、3月31日に集まる
のは初めてでした。集会のあとで、
某先生が「今後は31日に用事を入れられ
ないのかな」とつぶやいていました。

出席があたりまえになってしまうのも
何やら違う気もしますが、異動とか退職
する人が挨拶する機会というのは、
これまで無かったわけで、出席するか
しないかは別として、学内に呼びかける
のは、よいと思います。

●●●

退職される理事長の挨拶したあと、
学長が名残惜しそうに、どれだけ尽力
してくれたのかを話していました。
ほとんど接点はなかったのに、ボクの
顔も憶えてくださっていたし、いつも
挨拶を返してくれるかただったので、
好感度は高かったのですが、
残念だったのは、その「接点がない」と
いうことでした。

理事長の立ち位置というのは、ボクには
想像がつかないですけど、県庁で勤務
されていたときは、防災のことに専門的に
関わっていらしたと聞いているので、
もっとそういう話を幹部以外の教員とも
する機会があってもよかったのでは
ないかと思っています。それこそ、ひざを
突き合わる感じで。

●●●

正職員のかたの挨拶は、集会で聞く
ことができましたが、じつは非常勤の
かたも何名か退職されます。

どれだけ仕事をしてくださったのかを
書いてしまうと、それ以外のかたに
不満を述べているようになってしまう
のでアレなんですが、ボクの科目の試験
監督にも入ってくださったS田さんは、
まさに「痒い所に手が届く」という
感じのかただったので、いつも手際の
よさに感心させられていました。

きっと転生何回目かの人です。

2025-03-30

閉合

完成すると世界最長になる橋の建設に
ついて、中国大使館がツイッタで、
動画とコメントをポストしていました。
ちょっと引用してみます。

●●●

年内開通を目指す貴州花江峡谷大橋の
全ての橋桁がこのほど閉合しました。
橋が開通すると、これまで2時間かかって
いた移動時間がわずか2分にまで短縮
されます。
完成すると主径間が世界で最長、世界で
一番高い山地に建設された橋となります。
(2025-03-29, @ChnEmbassy_jpさん)

動画を見ると、こんなに深い谷間に
どうやって橋を架けるの?という感じ
です。字幕が中国語なのでアレですが、
「至水面高度625米」と書いてあった
のですが、もしかしたら谷底からは
スカイツリーぐらいの高さがある
のかもしれません。つくったとして、
どうやってメンテするんや・・・。

●●●

でも、その記事でボクが気になって
しまったのは、そのスケールではなく、
「閉合」という言葉でした。
恥ずかしい話ですが、聞いたことが
なかったのですよねぇ。

ググってみたら、心理学の分野に
図形を扱うゲシュタルト心理学という
考え方があって、その原則のひとつに
「閉合」というカテゴリがあるらしい
のです。もっというと、図形の線が
閉じられていないため、実際は不完全な
形なのに、閉じた完全な形をイメージ
して群化してしまうことをさす言葉
のようです。

なるほど、投稿記事では橋が完成した
とも開通したとも言っていなくて、
遠目にみれば、ほぼ完成形になった
というニュアンスなのでしょう。

2025-03-22

大根収穫

 
大根にしてはスリム
ですけど、収穫は
できました。
キュウリと昆布で
漬物にしていただき
ました。

2025-03-16

春をつげてまし。


寒くても
ポツポツが開いて
います。

「まだは、もうなり」
という感じです。

2025-03-08

ミモザ


あれれ、朝日の題字が
鮮やかになっているね。
背景も葦じゃない。