旅先で天気予報を見ると、いつもとは
違う地図に新鮮さを感じますし、
耳慣れないエリア区分があったりして、
同じ県内といっても、気候や生活が
違うのだろうと推測したりします。
じつは、ちょっと用事がありまして、
工具を持って一泊で大分方面に
お出かけしていたのですが、そこで
何気なく見た天気予報にエッ!となり
ました。大分の天気予報といえば、
♪八鹿、八鹿の、天気予報(でした)
ですが、それじゃなくて、違和感が
あったのは、満潮、干潮の時間差
でした。
ボクが見た天気予報では、中津、
大分、佐伯という3つの港の満潮と
干潮の時間を示していたのですが、
驚くぐらいに時間がズレズレだった
のですよ。
大分県の海ですから、いずれの港も
九州の東海岸に位置していて、
南北の距離としては50キロぐらい
だと思います。宮崎も東海岸ですから
南北に港が並びます。日向の細島と
日南の油津では、直線距離で100キロ
ぐらいありますが、潮の干満では
数分ぐらいの時間差しかありません。
・・・ですが、大分は違うのです。
7月3日でいうと午前中の満潮時刻は、
中津/10:33
大分/09:47
佐伯/08:30
なのです。中津と佐伯の距離は、
細島と油津ほどないと思いますが、
2時間も違うのですよ。
この理由は、海水が流れ込む経路や
地形に関係しています。
すごくザックリ言うと、中津港は
瀬戸内海、大分港は瀬戸内海の入口、
佐伯港は太平洋に面した豊後水道
の入口に位置しています。
潮の満ち引きは、太平洋から豊後水道、
瀬戸内へという順番で伝わりますが、
3つの港のうち一番奥にある中津は、
潮汐が豊後水道からだけではなく、
関門海峡からも入り込むので、
干満に遅れが生じますし、潮位差も
大きくなったりします。



