いろいろ準備した仕組みでも利用者は
思ったようには動いてくれない
そんなことを表現した有名な動画が
あります。
たぶん、選択画面の設計を模していると
思いますが、箱に円形、正方形、長方形、
三角形・・・のような穴があいています。
実験参加者(利用者)には、それぞれの形
をした積み木を手渡して、穴に入れて
もらうわけですが、製作者はその様子を
画面越しに見ています。
利用者が最初に手にしたのは、四角の
積み木で、そのまま同じ形の穴に入れます。
それを見ていた若い女性の製作者は、
利用者が自分の思っていた通りに動いて
くれたので、喜んでガッツポーズをします。
で、2個めの積み木は、長方形の角柱
でしたが、長方形の穴に入れると思いきや、
さきほどと同じ四角の穴に、積み木を
縦にして入れてしまいます。製作者は
落胆しますが、気を取り直して3つめの
積み木に期待します。
ところが、積み木のシルエットと同じ
穴があるのに、また最初と同じ四角形の
穴に入れてしまいます。結局、積み木が
どんな形をしていても、うまくいった
最初の穴に入れてしまうという話で、
製作者の思惑通りにはいかないことを
表現しているわけです。
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・・・長々引っぱってしまったけど、
演習の最終課題の話です。
ほんの直前まで、統計ソフトを使って、
データの読み込み、グラフ描画、検定の
話をしたのに、分析データをExcel で
配付したら、Excelを使ってしまって
いたのですよねぇ。
統計ソフトなら「秒で」終わるのに・・・。
学生さんたちは、先生がたよりずっと
柔軟性があるのでしょうけど、若い人には
若い人なりの揺るがないスタンダードが
あるみたいです。
ちなみに、課題に取り組んでもらった
みなさんにメッセージですが、
A高校とB高校の度数分布図を見ると
片方は正規分布で、もう一方は負に歪んで
いるから、t検定よりウィルコクソンやで。



