いまどきの大学は「ポリシー」と呼ば
れる「方針」を掲げることが、お約束に
なっています。
あらかじめ方針を宣言しておいて、
出した結果に理由づけできるような
側面もありますが、逆手にとられると
自縄自縛になってしまうような気も
します。
「日々の散歩を欠かさない」のが
私のポリシーです。
と表明してしまえば、他人から何と
言われようと散歩をする理由には
できるかもしれませんが、散歩ができ
ないとか、しないときに「なぜ」を
説明する必要が出てきたりする
わけです。
●●●
どこの大学も宣言している教育に
関するポリシーとしては3つあります。
(1) アドミッション・ポリシー
こんな学生を選抜していますという
入学者の受け入れ方針、その大学が
求める学生像、選抜方法考え方
(2) カリキュラム・ポリシー
こんなことをこうやって教育して
いますよ、という教育課程の編成や、
実施の方針
(3) ディプロマ・ポリシー
卒業時には、こういう能力を身に
つけさせていますという卒業認定や
学位授与の方針
●●●
「ポリシーに沿った教育が実現
できているか否か」を反省するのは
大学にとって必要なことだろうし、
形が違うだけで、大昔からそういう
視点はあったのだろうけど、
その内容を客観的な「数値に示して
他人が評価できるように整える」と
なると、なかなかの修行となります。
数値にすると、こんどは数値をあげる
ことに注力するような心配もあって、
いろいろアレです。



