2024-10-31

キンモクセイ

例年、この時期はキンモクセイの
香りがどこからともなく漂ってきて、
ハッとさせられるのですが、今期は
まだのような気がします。

花ではなく、鼻のせいでしょうか。(汗)

キンモクセイは原産が中国で、もと
もとは雌雄の株がある樹木です。
花つきが多いのは雄株なので、じつは
じつは日本には雄株しか移入されて
いないそうです。つまり、花は咲いても
結実はしないということで、タネが
できないことになります。
国内で植えられているのは、挿し木が
メインになるわけです。

そういう背景があるからなのか、
ツイッタに、小学6年生に聞いたという
話が流れてきました。本当かどうかは
知りませんが、ちょっと引用してみます。

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6年生の女の子が「金木犀を見つけると
胸がドキドキする」と呟いた。
理由を聞くと「金木犀は、日本では勝手
に育たないんです。必ずそこには金木犀
が好きだった"人"がいないと。だから
何十年も前に私と同じ思いで"ここ"で
生活していた人がいたと思うと。なんか
嬉しいんです」と返答。凄く深く心に残った
(2024-10-31, @senseiwakameさん)

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挿し木の成功率は、古枝で25%、緑枝で
40%ぐらいだそうです。