私学の学部長をしている先生から
うちの大学は年に、何度も入試をして
いて、もうすぐ最初の入試があると
話していました。
ボクが受験生だった頃は、入学試験は
国公立も私学も一発勝負というイメージ
があったのですが、いまどきは優秀な
学生の争奪というか、定員割れという
死活問題があったりするので、
機会を増やして間口を広げようという
意図があるのかもしれません。
入試を準備する人たちは大変ですけどね...
推薦入学の場合は、辞退をする人は
極めて少ないと思いますが、一般入試の
場合は「合格」を出しても、併願先に
鞍替えしてしまう可能性があるので、
総数を読むのが難しかったりします。
就職なんかも似たようなことがあると
思います。ここ数年は人手不足が続いて
いるので、内定を出した企業も、
就活生に逃げられてしまわないような
工夫をしていると思います。
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人材を集めるために、大手の企業は
高い給与を設定するでしょうから、
公務員も優秀な新卒を獲得するのが
難しくなっているみたいです。
宮崎県(県職員)の場合も採用に
合格しても、辞退する人が多くなって
いるみたいで、昨年の場合は約3割の
辞退者が出たそうです。
(数年前までは、2割程度だった)
2024年の試験
受験者:940人
合格者:276人
辞退者:82人
入庁者数:193人
県の採用予定者数:227人(34人欠)
民間企業に就職した人だけでなく、
同じ公務委員でも、国の出先機関とか
市町村を選択した人がいたようです。
県庁では、内定者に報酬アリの技術職
インターンシップや、不安解消のために
先輩職員との交流会を実施している
みたいです。
じつは、離職数も問題になっていて、
行政職でも令和3年(71名)、令和4年
(99名)、令和5年(132名)だそうです。
(キャリアコンサルタント士郎さんの
2025-09-17の記事による)
全職員の割合からすると、内定辞退を
含めて数%かもしれませんが、
じわじわ人手不足が影をおとしている
みたいです。