ある申請書を提出することになった
のですが、作成する要件がいろいろと
ありまして、その1つに「研究倫理研修の
eラーニングを受講済み」であることが
書かれていたんです。
まえに受けていますが、その後に増えた
項目もあるので、有効期間を確認して
みたら、ギリギリになっておりまして、
涙目で出直しています・・・。
ただアレです、単元ごとに、ピシッと
整理されていて、感心してしまうというか、
勉強になることの連続でして、いまさら
ながら定期更新は必要なんやな、
と思う次第です。(汗)
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木曜は「責任ある研究者の行為」という
項目を受講しました。そこには責務とか
影響についての記載がありまして、
一部を引用すると・・・
「基礎医学では、しばしばネズミを用いて
得られた成果に依拠して、ヒトの疾患に
対する革新的な治療法がすぐにでも
確立するかのような説明が行われることが
あります。しかし、実際にはヒトの治療法
が確立するまでには越えるべきハードルは
数多くあり、誤解を招きかねない説明
だと言わざるを得ません。こうした誇大
表現に批判的な態度を示すことも
研究者の責任のひとつです。
また、研究者が商業製品の広告に利用
されることがあります。例えば、テレビで
「個人の感想であり、効能・効果を保証
するものではありません」といった
免責事項を掲載しつつも、研究者が商品の
プロモーションに加担することが時折
あります。欧米ではそうした研究者の
登場に当たっては「報酬を得た上での推奨」
といった表現を明記することが義務づけ
られていますが、日本にはそうした
ルールはありません」
と、書かれていました。
・・・ごもっともで、ございます。
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それを読んで、フッと思い出したことが
あったのですよねぇ。
それは2月18日の毎日新聞の南鳥島沖の
泥掘削の記事でして、それによると
採掘のプロジェクトチームが、文科大臣や
首相の情報発信について「試掘段階の
成果が誇張されている」と、こぼしている
らしいのです。
そういえば、総理は選挙の街頭演説で
「ようやく成功した」とか「次の世代も、
その次の世代も、使っても使いきれない
ぐらい」と言っていましたっけ。
たしかに探査船は、深海から泥を吸い
上げてみせたけど、まだ分析も精錬もして
いないわけですし、現段階の試算コストも
隣国からの輸入の20倍と言われているので、
ハンパない盛り方ですよね。