「ねぇねぇ、NISAやってる?」
みたいな話を耳にすると、この人は
事情をあまりご存じないのかな・・・
と思ったりします。「やっている」と
言うと、あたかも何か金融商品を購入
することのように聞こえますが、
NISA(ニーサ)というのは、いわば
免税制度のことなので、なんか少し
違うような気もします。
それはそれとして・・・。
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このまえ、衆院の財務金融委員会で、
どこかの議員さんが「NISA貧乏」という
言葉を使われたようで、それがSNSで
話題になっていました。
NISA貧乏というのは、ざっくり言うと、
非課税枠(NISA枠)を早く埋めるために、
いまの生活費を切り詰めて、投資に
お金をまわしている状態をさすようです。
バランスがとれていない投資行動に
ついて知った財務大臣は、ショックを
受けたとコメントしていたらしいですが、
ボクには、それがショックです。
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そもそもリッチな人は、非課税となる
1,800万円のNISA枠を「どう使うか」を
考えていたとしても、総額を「埋める」
ことなんか気にしていませんよ、たぶん。
だって、無理なく埋められるんだもの。
生活費を切り詰めてでも投資をして
いる人たちは、将来が不安だから、
そうしているだけの話だと思います。
金銭的なバランスを見失っているのでは
なくて、それだけ社会保障の心配や
老後の困窮を気にかけているというのが
現状ではないでしょうか。
一般に、投資ができるような人たちを
貧乏とは言わないかも知れないけど、
NISA貧乏と呼ばれる人たちは、
マインドとしては、むしろ少額投資が
できる貧乏のことではないかと、
ボクは思うぐらいです。
財務大臣はショックを受けたなんて
言うけれど、何をいまさら。