2026-05-04

もっと前に...

学生時代に、5月の連休に群馬へ
行ったことがあって、晴れた昼間に
山道を歩いていたら、風花が舞って
きたことがありました。
5月なのに、ちょっと山に入ると雪が
降るんだ・・・と、ちょっと驚き
でした。

ただ、冬季に比べると雪も少なく
なっているでしょうから、ゴールデン
ウイークに登山をする人も多いのでは
ないかと思います。

ボクは山登りをしないので、わから
ないですが、登り切った達成感と、
眼前に広がる景色は格別なのでしょう。

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服や靴、ザイルのような登山装備は、
時代とともに、性能がよくなっている
でしょうから、大昔に比べると安全で
登りやすくなっているのかも知れま
せんが、逆に昔の人は、危険で難しい
登山をしていたことになります。

国内では最難関と言われる山として、
剱岳(つるぎだけ)が知られています。
立山連峰にある3,000m級の山で、
その名が示す通り、険しい岩山です。
高山で天候が変わりやすいですし、
垂直に近いハシゴだとか、鎖場がいく
つもあって、登山にはヘルメットの
着用が必須だそうです。

剱岳登頂の記録は明治40年(1907年)
だそうで、陸軍参謀本部陸地測量部
(国土地理院の前身)が三角点の
埋設するために、頂上まで登った
そうです。

ただ、「史上初」の登頂ではなかった
ようで、山頂には銅錫杖(どうしゃく
じょう:柄の部分は朽ちてしまって
いて、うちわのような形の杖頭が
あった)と、鉄剣(槍の先端)が発見
されました。また、山頂近くの岩屋
には古い焚火跡もあったそうです。

これらは、奈良時代後半か平安時代の
初期に修験者が遺したものと考えら
れています。

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「つるぎだけ」の漢字表記としては
「剱岳」が正しいそうですが、
もともと「つるぎ」には異字体が多く
存在するので、漢字表記もいろいろ
あったみたいです。

旧来の表記は「劒嶽」だったようで、
恐ろしさがハンパないです。