2025-10-31

おんどへんか。

宮崎は10月半ばから、グッグッと気温が
低くなりました。10月の中旬までは
夏のような暑さで、夜間でも台所の気温が
30℃もあったのですが、20日すぎから
急降下となりました。最高気温で言うと、
15日が29.3℃、22日が19.0℃だったので、
ほんの1週間で10℃も違うことになります。

とはいえ、たぶん例年のこの時期の気温に
なっただけかも知れませんが・・・。

マスクをする学生さんもチラホラいて、
金曜の勉強会で論文を紹介をする当番に
なっていた学生さんは、喉の痛みで欠席と
なってしまったし、出てきたもう一人の
学生さんもマスクをしていて、カゼ気味の
ようでした。卒研の締め切りまで1か月
なので、気が気ではないです。(汗)

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勉強会に出てきた学生さんは、卒研で
温度変化による皮膚感覚の違いについて
調べています。

2点弁別という方法で感覚の鋭さを
測定する実験です。対象者には目隠しを
してもらって、ノギスの先端をそっと
皮膚に当て、2点に感じる限界値を
申告してもらいます。

感覚が鋭ければ、ノギスの幅が狭くても
2点として感じますが、鈍いと1点にしか
感じることができません。手のひらと
腕でも若干ちがうし、背中何かになると、
手に比べて鈍感です。

実験では、手の甲と、点滴をする前腕
部分に冷罨法や温罨法を施すことに
よって、2点弁別の精度がどう変化するか
というのを調べています。

データの少なかったからか、個人差が
ありすぎたので、今週追加で実験をして
いたのですが、薄っすらですが、
暖めると鈍感になって、冷やすと敏感に
なるという傾向が現れたみたいです。

ホントかどうかは、わかりませんが、
うまくまとめるのが卒研です。(遠目)