春のトランプ関税騒動でガツンと下がった
株価指数は、その後は上昇傾向にあります。
高値更新といえば、金(ゴールド)も
報道されています。先物市場では、この2年
ぐらいで2倍になっていて、高騰です。
日本の金先物では、豊島さんという有名人が
いらして、10年以上まえに何かの番組で
「金はこれからもっと上昇する」と言って
いたのを覚えています。
そうですかね・・・。
なんて思いながら、聞き流していたけれど、
本当でした。
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先物取引というわけではないのですが、
この高騰で、泣き笑いがあるみたいです。
金の価値が高まると、金箔を使った製品が
注目されたりして、記念品とかプレゼントの
需要は増えているようです。ただ思わぬ
ところで影響が出たりしています。
伊豆に土肥(とい)という港町がある
のですが、かつて土肥は金山でも知られて
いました。それにちなんで、地元では大きな
金の延べ棒を鋳造して展示していました。
ギネス登録されるほどの大きさですが、
管理費用の関係で展示をやめたそうです。
金塊は盗難保険に加入していたわけですが、
展示を始めた2005年の段階での時価総額は
4億円だったのに、今年7月の段階では
43億円になっていたらしく、保険金が支払え
なくなったというのです。
(2025-10-17, 朝日新聞)
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この記事には、日田(大分)の砂金掘り
体験のことも紹介されていました。
日田でも昔は金の採掘が行われていたので、
アトラクションとして砂金掘り体験が
1回30分/830円で、できるのだそうです。
で、これが値上げせざるをえないと
いうのです。
あれ?砂金は自然に出てくるものでは...
と思ったのですが、よく読んでみると、
体験に使う砂金は「カナダからの輸入品」
なのだそうで、仕入れの値段が料金に影響
しているらしいです。
いや、地どれじゃ無いんかーい。
という感じもしますが、ニジマスの放流
釣り場みたいなシステムなのでしょう。