年末に某市役所が、生活保護の受給者に
賞味期限の切れた災害備蓄用の食品を
配っていたことがニュースになって
いました。
12月23日の朝日新聞によると、
今月まで計85人に災害備蓄用のアルファ
米564袋や缶詰入りパン786個、ペット
ボトルの水137本を支給したそうです。
そのうち59人が賞味期限切れのものを
受け取っていたようで、最長で1年2カ月
が経過した缶詰入りパンもあった
とのことです。
で、役所が生活保護受給者らに賞味期限
切れ食料の支給をしたときにサインを
してもらっていた同意書は通りです。
私は ★市から食料の支給を受けるに
あたり、以下のことに同意します。
1. 支給される食料が、賞味期限切れで
あることを理解しています。
2. 支給された食料の飲食によって体調が
悪くなった場合、自己責任であることを
理解しています。
3. 食料の支給は、今回限りであることを
理解し、今後の適切な金銭管理の徹底に
努めます。
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役所の仕草から、多くの人が違和感を
感じるのはわかります。項目の3番目は
「所詮、そんな人間でしょ」と言わん
ばかりの書きぶりです。
もちろん、こうした対応には人権上の
問題があるとボクは思います。
その意味でいろいろ批判が集まるのは、
わかるのですが、
では、食料品を配付せずに廃棄したら
よかったのか。
一方では、そんなことも考えてしまう
のですよね・・・。もちろん、安全性に
問題はないという前提なんですけど、
今回の場合、どう動くのが正解だった
のでしょうか。
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同意書の書き方にも冷たさを感じた
のですが、ボクが最も衝撃を受けたのは
この文書に「読みがな」を振ってあった
ことです。どこかの首相は、生活保護
受給者を「さもしい」なんていう言葉で
表現していたことがあったけど、
読みがなを必要とするような人が、好きで
生活保護を受けているなんて、ボクは
思えないです。
いまさらですが、みんなが出し合った
税金は「支えあう」という用途にこそ
使われるべきだし、そういう社会にして
ゆく必要がありますよね。
今年もブログに来てくださって、
ありがとうございました。
みなさん、よいお年を。