2026-08-21

しだい

8月21日の日経新聞に「私大再編は
学生第一で考えよ」という見出しで
社説が載っていました。

18歳人口は、2040年に現在より
約30%も減少する見通しになって
います。まえに誰かの講演で聞きま
したが、あと10年ぐらいは緩やかに
減少して、そのあとドーンと減る
みたいなので、そのときの話です。

受験する人たちが減れば大学全体
としては縮小が避けられない
ですし、とくに私大の経営破綻が
心配されています。大学なので、
文科省が指導・監督するわけですが、
社説によると、経営相談については
日本私立学校振興・共済事業団
という組織が受けていると書いて
ありました。

その事業団の分析によると、
すでに2024年度の時点で大学を
運営する学校法人の163(約30%)が
経営困難な状態にあって、そのうち
22法人は、いまの段階で自力再生が
極めて難しいと見られている
そうです。

このままいくと、20年以内に私大が
次々に倒れてゆく可能性があると
いうことになります。もちろん
進学先を失う学生とか、卒業生に
とっては、悲しいことではある
のですが、これって都会と地方では、
また影響が違うと思うのです。
地方にある大学が存続できないと、
その大学がある「街」まで活気を
失ってしまう可能性があるからです。

生き残りをかけて、経営統合なども
検討されているでしょうけど、
地方大学の場合は、そのエリアに
唯一の大学であることも多いから、
競合地銀の統合みたいには
いかないんじゃないかな・・・。

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文科省は今年から経営指導の対象
大学を96法人(昨年は42法人)に
増やして備えているらしいです。
机上で数は減らせても、どうすれば
ソフトランディングできるのか、
かなり難しい課題だと思います。

一時期は、私大の公立化現象も
見られましたが、税金投入によって
延命しても、もともと収益があがる
事業ではないですから、自治体の体力
を奪う傾向にあって、最近は選択肢
から外されているようです。