小学校の頃に、黒板の横に貼って
あった世界地図は、メルカトル図法
で描かれていました。
グリーンランドやロシア(当時は
ソ連)が、とてつもなく広くて、
日本はちっぽけな感じがして
いました。
実際にグリーンランドは広いし、
日本も大きくはないですが、
別の図法で見ると、思っていた
サイズではないことに意外な感じが
しましたし、もっと驚いたのは、
2点間の距離が平面上と球面上では、
まったく違うことでした。
●●●
距離については、いまだに感覚が
つかめていなくて、つい最近も
エッとなったことがありました。
温暖化で氷が解けて、北極海の
貨物航行が現実になっているという
新聞記事の中に、ロシアが中心に
なるように描かれた正射方位の図が
載っていましたが、日本と英国を
結ぶ北回りと南回りの航路が驚くほど
違うことに気づいたのですよ。
(2026-11-02, 朝日新聞)
ボクがそのニュースを知ったのは
数か月まえでしたが、北極海航路に
それほど価値があるように感じて
いませんでした。でも、地図を見て
印象がガラリと変わりました。
これ、物流の歴史を塗り替える
ほどのインパクトがあるんじゃない
ですかね・・・。
●●●
まだ、氷を割りながら航行しなけ
ればならない部分があるようですが、
記事によると8月に韓国の船が釜山と
英国の港を往復したときは、
北回りは20日間で13,000kmの航行
距離だったそうです。スエズ運河経由
の南回りを航行すると、30日間で
21,000km だというので、東アジアの
国々にとってはかなりのショート
カットになりますよね。