福山雅治さんが主演の新作映画が公開
されるらしくて、その宣伝なのでしょう
けど、先週「ガリレオ」シリーズの
映画がテレビで放送されていました。
「真夏の方程式」という作品なんです
けどね、最初のほうで住民説明会の
シーンがあるんです。
美しい海がある田舎町が物語の舞台と
なっていて、その沖合で何かの地下資源を
採掘する計画があるという設定です。
その住民説明会に、科学者の立場から
質問に答える担当として湯川准教授が
招かれています。ところが田舎の町なので
駅前でもタクシーがいません。
説明会の会場には多くの住民が集まって
いて、採掘に反対する住民の若い女性が
説明会の流れを止めては、意見を言う
というグダグダな状況にあるわけですが、
そこへ遅れてきた湯川先生が入ってきて、
説明側のテーブルにつきます。
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海の生物がどうなるんだという女性の
質問に対して、開発者側が生物種に影響
がないように、作業をするまえに
すべての生き物について、できる限りの
手段を使って調査したい・・・と答え
ますが、このやりとりに湯川先生が
割って入ります。
湯川:よくないな。専門家ですら
深海生物のことは完全に把握していない。
できないことは正直に言うべきです。
地下資源を採掘すれば生物は必ず影響を
受けます。でもそういうことを繰り返して
文明は発達してきた。だがその恩恵は
あなたたちも受けてきた。あとは、
「選択」の問題です。
ここで劇場なら次のシーンになるので
しょうけど、テレビ放送なので、CM と
なりました。で、流れてきたのが
ワイドハイターEXのCMでして、
いつもの「洗濯」じゃ落ちない靴下の臭い、
どうすりゃいいの?
選択が次の瞬間に洗濯って、あまりの
タイミングのよさに噴きました。
あれって、狙っていたんだろか...
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ガリレオって、面白い部分もあるけど、
わりと最後は悲しい終わりかたが多くて
謎はスッキリとけるけど、モヤモヤは
残るのですよねぇ。