少しまえに福岡の県議会がクローズ
アップされました。元議長だった人が
「議長になる前に党県議団にお金を要求
された」と告発したのがことの発端で、
議会の活動を調べたら、海外視察に
高額が支出されていたとか、県庁の幹部
職員らの組織がパーティー券を購入して
いたことなどがわかって、それが新聞に
出ていました。
本当に金銭の授受があったのか、
第三者委員会による調査がなされて
いるようで、これから結論は出される
のでしょうけど、前議長が議員辞職
したりしています。
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一連の報道の中で、県が整備を進めて
いる「ワンヘルス体験学習ゾーン」
という展示の話がありました。
この展示には10億円以上の費用がかかる
らしいですけど、一般競争入札ではなく、
県が特定の業者に随意契約をしていた
ようで、それがまた問題になって
いたわけです。
それはそれで明らかにすべきことが
あるのでしょうけど、ボクは契約の話
よりも「ワンヘルス」という言葉が
気になってしまいました。
ナニソレ。
ワンヘルスというのは、人間や動物、
自然環境の「健やかさ」を扱う概念で、
それらが密接にかかわる「ひとつの
もの」として捉え、分野横断的に協力
して問題解決しましょうという
方向性をもっています。
病理学で有名なウィルヒョウは
「人と動物の愛大に境界線はない」と
述べて人獣共通感染症という捉え方を
しましたが、1960年代に獣医学者の
シュワーベという人が、One Medicine
という考え方を提唱し、人医療と、
獣医療を統合的に考える重要性を訴え
ました。One Health こうした流れが
オリジンとなっているようです。
いまのようなグローバルな概念として
できたのは、2004年のあるシンポ
ジウムで提唱された
One World, One Health
という概念で、新型コロナウイルスの
パンデミックなどを経験することで
重要視されるようになりました。
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ワンヘルスそのものは、広い概念で
焦点の当てかたは、いろいろありそう
ですけど、個別に企画されている
展示だとか、その準備とは区分して
考える必要があるような気がします。